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2019-04-04

#08 英語教員 | はるかさん

高校で英語教員をしています。京都造形芸術大学の社会人向けコースで情報デザイン学科の講座を受けています。もともと大学生のときから人の写真を撮るのが好きで、日常の中にずーっとカメラがありました。写真とかビデオの編集は楽しいなあと思いつつ、芸術的な自分の活動といったらそこ止まりで、あとは映画見たりとか音楽聞いたりとか。
友達でも音楽する人は多いけど、自分は楽器何にもできないし、なんだろう、いつも「受身側」。芸術とかを「消費する側」。そこにコンプレックスがあって、自分も新しいものを作れる人になれたらいいなって、大学に通い出しました。

写真コースもあったんだけど、情報デザイン学科。なんでですかね。たぶん英語教員っていう職業もあって、写真を極めるよりも、情報をデザインして、それをちゃんと生徒に伝えられるようなスキルが欲しいなあって思ったのかも。1年目の今はイラストレーターとかAdobeのソフトを使いこなせるようにする段階。最近は、文字の配列とかレイアウトが楽しいかなあって。そういえば、テストとかプリントを作る時に、文字の大きさとか、どうやったら目がいくだろうとか考えちゃう。人からの見え方が結構気になるタイプなんだと思う。おもしろいですね。難しいですけど。

実は大学院のときに京都に2年住んでて、そのときに通ってたHiFi Cafe(ハイファイカフェ)に、今も毎回行ってます。静かで、本があって、レコードがあって、そこでコーヒー飲みながら店長とちょっとしゃべって。まちになにか一個、自分の居場所をつくる みたいなのが、たぶん好き。きっと人そのものとか人の集まるところに自分の興味があって、そうゆう場所に惹きつけられていくんだろうなと。だから京都も好きなんだと思う。コンパクトな場所でおもしろい人たちが交差していて、いつも何かが起こりそうな雰囲気があって。とても好きです。

年明けてからドラムも始めたんです。楽器ができないコンプレックスがあったから。3年生の卒業のお祝い会でなにかみんなに伝えたいなと思って、できないドラムを始め、1ヶ月練習して先生方と教員バンドを組んで演奏しました。「楽器とかなにかやるんでしょ?」ってよくゆわれて、「楽譜も読めないんです」っていう人生だったから。まだいろいろやりたいことがありますね。

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